ichiroさんを中心円にして綴るブログ

Vintage Blue Sky

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Raw Vintage☆ ichiro Vol.4 ~ Live ~

ichiro 2012 Tour“Raw Vintage”

音感覚が通じ合う仲間がいると、より一層パワーと表現力が増す。
今、この瞬間。最大限の“生きる”姿勢を音楽で表現しているライブだった。
                __ (2)
       ~* Member (敬称略)*~
ichiro(Vo&g)、小笠原義弘(Bass)、工藤恭彦(Drums)TOSHI(g&cho)   

想いを音楽、歌、ギターに乗せてグルーヴ。
四色の感情表現と美しい色の中へ、一緒に入れてもらえることの嬉しさと喜び。


*セットリストを含みますので、続きを閲覧される方はご注意ください。*
      <続きを読む moreをクリック>↓↓↓
 
ステージ開幕。真ん中にマイク・スタンドが置かれている。
先入観を持たず、ふらっとフラットに参加したため、まっさらな状態で
会場の真ん中に座ったことが幸運に思えた。
いい夜になりそう・・・。この予感はハズれたことがない。

スタート前から「ichiro」コールが湧く。ichiroさんや、音楽が、
この地でも段々と根付いて来ている。温かく、熱く迎えたいものね。
ichiroさんはFender ストラトNo.1を抱え、アンプは
BLUDOTONE BLUDO-DRIVE 

このツアーは今回限りの参加ということもあり、一瞬一瞬を慈しむよう、集中した。
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<Lord Of The Road>
1曲目から度肝を抜かれた。予想を超え、射抜かれたと言ってもいい。
まっすぐにこちらの心に入って来る。
おがんさんのベースの特徴的なところでもあり、Blues Rockに
乗せる「ドッドッドッ・・・」+シャッフル的な要素が加わり、最上級のヘヴィと、
ズシンとした重みに驚く。これほどまでに太いベースと前に出て行く曲は、聴いた
ことがあっただろうか?
ライブの表情を彩る1曲目には、ichiroさんが話していた
「大好きなベーシスト:おがん」さんのサウンド、工藤さんとのグルーヴから。

ichiroさんのバンドはキメが多く、メリハリがある。トリオバンドという
こともあるのだけど、キマると最高に気持ちいい。
この日の注目の的は工藤さんのドラム。ichiroさんと一体化してる。
ichiroさん、おがんさんの動きをしっかり見ていて、表情やまなざし、意気込み、
気迫が感じられ、攻めの態勢で深くなっていた。また一緒でよかった、工藤さんで良かった。
グワーーンと何度も揺さぶられ、五感総動員。
圧倒された。
曲が終わって、「凄い、すごーい!!」と工藤さんの真正面から、めいっぱいの拍手を
ステージに送りながら思う。
“まだ1曲目だというのに、一体この先は、どうなって行くの?”

<Dream With You>
エンディングにもキラリ、とアイデアが光る。
ひとつひとつを丁寧にプレイして歌っていくこと。
聴き手の私たちもそうでありたい。楽しみながらもそんなことを考えた。

ichiroさん:Hey!Nagano~!一年ぶりに戻って来ました。
去年と同じメンバー。服がカブってます(笑)カブってるどころか全く同じ
柄ですね。買うのはいいとして、違う現場でならね。まさかこのツアーで
着るとは思っていませんでしたよ。

と、メンバー紹介。工藤さんと部分的に色違いの、同じシャツ。
1曲目に入る時に、あれっ?!と皆さんが感じたのではないでしょうか。
同じシャツとはいえ、揃えて作ったとか?!まさかね、なんて思ってました。
ichiroさんの服、どこで売ってるんですか?と訊かれたら、偶然、同じ
シャツだったのだそう。ichiroさんのお召し物に関しては、質問してる
方が多いですよね。美的感覚、センスがいいという証拠ですもの。

アメリカから帰国したおがんさんの紹介。身体もアメリカン・サイズになって
いるとのことで、お腹の肉をつまみながら茶目っ気のあるユーモラスなトーク。
熱い演奏の後、和みのトークで緩めて、緊張を解いていく。

<CANNON BALL>
3曲目からTOSHIくんが加わる。トリオバンドの場合、ギターの比重が
大きいけれど、より「歌を前に」という意識のもと、もう1つのギターが鳴る
ことで、歌により意識を集中して向けられる点でもナイス!
後日、アルバム紹介にて記述予定ですが、“CANNON BALL”は
とても好きな曲。ライブで聴けることを楽しみにしていた。
TOSHIくんもアンプを持参して、ギュッと感情表現を絞り出していて、
ichiroさんからの影響を受け、日々たくさん吸収している様子もうかがえる。
耳も目も離せなかった。バンドの一員として、それぞれの役割で向き合う。

Keep going&Hard Drive!!

1度しか参加できないなんて・・・また聴きたい。
新しさ・フレッシュさと「いなたい感じ」も併せ持ってるね。

この日、おがんさんと工藤さんは、お互い向き合いながらアイコンタクトを
取りつつ、楽器で会話。

<Same Old Blues>
Freddie Kingのカヴァー。
Bluesを軸に、ロック寄りでギュッと絞るスクイーズなギターと、
ソウル、リズム&ブルーズが盛り込まれているヴォーカル。
フレディ・キングは、テキサス・スタイルとシカゴ・スタイルの影響を
持っている。

スロー・ブルーズは鳴らす人による“ムード”が一番出るのだけど、
アグレッシブ、かつ熱く雄弁にストーリーを展開するところにシビれた。
バンドとの間合い、タメ。ギュッと絞った後に出て来るものがとてもよかった。
これは、ぜひ会場で、ライブで体感していただけると光栄です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

MCでは、ichiroさんも「名古屋」って?!
今年はライブ中に「Nagano」を「名古屋~!」って叫んだ方と、「新潟~!」と
言った方と3名もいらっしゃいました。「な」行ですから似てますよね。くふふっ。
*連日のライブと打ち上げで声枯れてます
*去年4人でみっちり演って、久しぶりに合わせてみて、良かったフィーリングがすぐ
戻って来た。
*淡路島合宿リハーサルで1日8時間真面目に練習して、間に10回くらい休憩を入れて
(笑)ライブみたいに凝縮せず、細かい作業では脳みそを使った。
*合宿でTOSHIくんとヤスさんが仲良くなっちゃった。夜中に温泉に入ったら、
1センチの隙間なく二人は入浴。
*ヤスさんはユニークなキャラクター。人が歩いているド・センターでストレッチを
しているヤスさん。(傍で見ていた様子をおがんさんが再現)

~~ アルバム「Raw Vintage」について ~~
ichiroさん:自分のCoreの、Blues Rockのフィーリングを掘り下げて、
前作とは違うトライをしました。いろんな曲調がある中で、震災のことが心の中から
消えなくて。今の時代だから残しておこう、吐き出しておこうという想いで作った曲です。
「WISH」という曲を聴いてください。


<WISH>
この曲も「より歌を前面に」という意識のもとで歌われたもの。
熱唱、熱演。

“見守られながら 生きて行こう ただそれだけさ 何もいらないさ”
                     ~WISHより引用~

<TO MY SOUL MATES(Inst)>
こちらはギターを前に。引っ張る人がいて、バンドは機能していく。
それでいて、自由度は高い。
堂々としてて翼を広げて羽ばたいてる曲だった。
工藤さんのドラムはキッチリしている上に、この曲の世界観を共に拡げて行く、
エモーショナルなところもある。
ichiroさんにフィットしてる!とこの日、何度思ったことか。

曲を終えてのMCから。
ichiroさん:この曲の経緯というのは、(亡くなりましたが)ジョニーと一緒に
バンドをしてまして、その時に教わったことがいっぱいあったんですけど、一緒に演って
いたことや、その時の感覚・・・大先輩でキャリアも違うしね。だけど音を出したら
“一緒”だなって思いましたね。年齢も国も関係無いということを言ってもらったり、
教えてもらったりして、色んなことがあったんですけど。そのジョニーのことを思って
作った曲です。今、一緒のTOSHIも世代を超えて、音を出してる「心の友」で、
年も関係無く、そういう意味をこめた曲でした。

おがんさんの近況報告は、アメリカでのレコーディング話と、SAVOYのDVD発売
の件を。
工藤さんと、このツアー前半を振り返っての「温泉!酒!」という4人メンバーとの
楽しいツアー・エピソードを。このグルーヴは旅の全てから成り立ってますね。

<6月の詩>
中盤2曲はメロウなナンバーが続きます。響かせるテンポ&アレンジ。

<Come And Love Me>
TOSHIくんとのコンビネーションで、昨年とは形を変えた曲に
なってる。
おがんさんのコーラスというか、ハモるところもgood!

<Silverado>
ここで一気にステージの色が変わり、熱気を呼ぶ。
ギターが2本になったことで振り切って行けるところがあるのね。
何十回も演奏して行くんだろうけど、この地でもエキサイティング。
前回のツアーとはグンと表現豊かに、彩られていることに気づいた。
“人の表現を支える”その後に、自分の表現したいこと、表現したい音楽に
特化すると爆発的なパワーが加わるのかもしれないし、影響も受けるでしょう。
影響を与えようと思うのなら、まずは影響を受けてみる・・・という名言も浮かぶ。
総合力と瞬発力が結集した1曲となっている。

<TENDERNESS>
熱気を帯びて、ストーン!とクールに優しい風が吹く。歌が寄り添ってくれてるような
気がするほどに。
アルバムで聴くより、イントロは更にブルージーなアレンジとなっていた。
冒頭では、演奏をバックにichiroさんが語るというドラマチックな展開。

「20周年を終えて、ありがたい気持ち、助けられて、こうやって立っていられる
んだと実感しました。次はこの気持ちを1つの答えとして出したいなと思っていて、
そういう曲ができたら次のアルバムを出そうかなと漠然とイメージを持ってて。
ある時、メロディが降って来ましてアタマの中でリフレインさせながら神戸の街を
歩いていたんですよ。神戸の街を3、40分くらい歩いてアタマの中でどんどん曲を
作り上げて行った曲です。感謝の想いを、心から全開で詰め込んだ曲があります。
一日一日生き延びているんだなということを歌にして作りました。
『TENDERNESS』という曲を聴いてください。」
明瞭、ブライトなトーンと情感のこもった歌がすうっと届きました。

ichiroさんは歌の合間に鳴るハイパー・フレーズのセンスもずば抜けてる。
この日は特にそれを感じた。

<GOES ON>
アルバムとはアレンジが変わってるところも愉しめる。
メンバー全員フィーチャーして、お客さんに問い掛けて距離を縮めて行く。

~アンコール~
<Ray’s Day(Inst)>
トリオ編成でのアンコール。
ichiroさんのお気に入りアンプの一つとなった“BLUDOTONE”と
No.1の組み合わせを静かに堪能。Marshallとはまた違ったトーンだという
ことを感じ、単音で弾くとよりその人の音がストレートに出る。それもナチュラルに。
一日の終わりに、今日の終わりに聴けてよかった。(もう1曲ありますけどね)

          ~Ray’s Dayの後に~
Chris Duarteとおがんさん、ichiroさんのステージは観たい。
東京・大阪だけではなく、各地でぜひお目に掛かりたいですね。実現してほしいし、
私もそうなるよう、願っています。

<Good Day>
来年のソロ・ツアーの約束をして、再びTOSHIくんを交えてアンコール2! 
願いと祈りが込められているのを感じるラスト・ナンバー。駆け抜けて行った。
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オリジナル音源もいい。ライブはもっと良かったですね。
背景も感情四色も全部、来れば分かる。
ichiroさんの美意識も全開でした。そのカギとなっていたのは皆さん。

ichiroさんには、オリジナル音源、アルバムに入っていないないものが
たくさんある。それが音だったりフレーズだったり、視覚的に入って来るもの
だったりして空間を彩っていた。

願いが叶うなら、もう1回観たい。また観たい。
楽しい時は、あまりにも早く過ぎてゆく。過ぎてしまうと、遠くに行ってしまう。
長く聴いて行こう“Raw Vintage”これからも。
IMGP0741.jpg
写真左:DVDではなく、ライブ音源を購入。ライブ購入特典準備完了~!
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  1. 2012.11.09(金) _01:08:32
  2. ichiro
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