Valleys Of Neptune /Jimi Hendrix

この世のあらゆるものは、すべて回転している

Valleys of Neptune (Dig)Valleys of Neptune (Dig)
(2010/03/09)
Jimi Hendrix

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1. Stone Free
2. Valleys Of Neptune
3. Bleeding Heart
4. Hear My Train A Comin'
5. Mr. Bad Luck
6. Sunshine Of Your Love
7. Lover Man
8. Ships Passing In The Night
9. Fire
10. Red House
11. Lullaby For The Summer
12. Crying Blue Rain


ジミ亡き後に世に出る音源の数々。
その後、40年を経て、未発表音源集をリリース。
当時、世には出なかった曲の制作は69年中心だと言われている。
オリジナル3作はリリース順に通るだけでも、いろんなことが分かるのだけど、
世に出なかった曲たちに、手を掛け、敬意を込めて世界に送り出す。

あなたの中でも、私の中でもずっと生きてるでしょう?

人の中に、音楽が生きている、ってそういうことだよね。

輸入盤を買い、2年が経過したところ。
この2曲が特に好き。
3. Bleeding Heart
4. Hear My Train A Comin'

“Bleeding Heart”は、オリジナルがElmore James

トップの“Stone Free”の最初の一音から、いきいきとしてる。


今回、いちばん注目したのが、音像・サウンド。
Jimiの凄まじい部分、スパークしたかのような音が、次から次へと
弾け飛んで行くのが聴こえる。

マスタリングは私がここ数年ずっと気になっている
Stering Sound George Marinoだ。
世界のSterling Soundと言ってもいいかもしれないね。
人それぞれサウンドの好みはあると思うので、いろんなアルバムを聴いて
みて好みを認識して行くでしょう。
Worksのアルバム・ジャケットを見ても、世界中の著名なアーティストが
揃ってる。

最近、このアルバムのマスタリングに関わったジョージ・マリノ氏が
亡くなったことを知った。
最初に私にJimiを教えてくれた日本のロックバンドのフロントマンから
先日、その事実を知る。
彼らもSterling Soundに、データでN.Yへビャッと飛ばして
TED JENSENをはじめ、ジョージ・マリノ氏にマスタリングを
依頼していた。
依頼主は彼らだけでなく、日本のヴォーカリスト、バンドの名前も多い。
最初にいい音だな、って思った「80年代の日本人アルバム」の
マスタリング・スタジオが、Sterling Soundのものだった。

オリジナル3作も、リマスター盤が出ているから音質は上がり、
その時代の空気も持ちながら、枯れることなく人から人へと歌い継がれ、
聴き続けられている。
「歌」は、曲もギターも、その人自身も語り継がれて行く。
長く愛され、聴き続けられるもの、追い求められるもの、
後世にまで残る音楽。

Jimiの魅力は、みんなの中にそれぞれあると思うけれど、
個人として好きなところは、特有のコード感と、ぐるぐる回る感覚。
リフや曲の流れだったり、声質も関係ありそうだけど、常に回り続けている
のがJimi Hendrix
音は大小さまざまな形をした厚い金属性の歯車が、いくつも重なって
回転してる感じがする。
そこに時々、針先の尖ったもので火花を散らせたり、速度を変えたりしてる
イメージ。
いろいろなチャレンジをし、実験的。アイデアマンだったようだ。

なんて書くと、分かりづらくなるかもしれないけど、レズリースピーカーも
使っていたというJimiが言ってたことは・・・

「この世のあらゆるものは、すべて回転してるんだ」  
                 by:Jimi Hendrix
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