BLUES GUITAR BOOK

ichiroさん掲載 “1998年 発掘記事”のご紹介です。
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偶然みつけて、表紙とBlues guitarという内容に惹かれて手にしたところ、
読み進めると・・・ichiroさんが掲載されているではありませんか!!
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記事内容は14年前のもので、
「Blues Gear Special Choice」というタイトル。
誌上9本のギターを、ichiroさんが試奏して、コメントを寄せる。
もしかしたら、実際は掲載本数よりも多く弾いて、鳴らしたのかも
しれませんよね。

☆ ichiro’s impression ☆
として、13行くらいずつコメントが掲載されています。

私の脳内には、常に“ichiroさんの声”があり、
いつでも脳内で“声”が音声になって組み立てられるので、
読むだけで、文章がichiroさんの声に脳内変換されて行きます。
これは、人の顔を覚えるよりも先に声で覚える→認識するから
かな?身近に感じました。

14年前と変わらず、現在のichiroさんもきっと文中のような印象を
語られるだろうなあと想像すると、くふっ、と笑ったり、頷いたりして。

普通の音楽雑誌は、紙面の都合上、原文掲載は珍しく、微妙に修正、
校正されるせいか、本来のニュアンスが出にくいです。
ところが・・・この雑誌はichiroさんらしさが出てるから好感度が高い!
実際に音が出てくるわけじゃないので、音を文字に変換して、人に
伝えることも、、鳴らす人の個性、ユーモア、ギター愛が出ますね。
印象に残ったコメントを、一部引用して下記にご紹介しますね。

ちなみに、試奏ギターは、若い、新人=新品。
熟女や熟年紳士ギター(old&vintage guitar)はありません。
熟女へのコメントも聴きたいな~。
Vintage Guitar でも企画していただきたいですよね。リクエスト!

☆☆☆ ichiro’s impression ☆☆☆☆

★Fender Japan Telecaster with Fender/Bigsby

リアPU(ピックアップ)の枯れた感じがいいねぇ!トーンを絞り込んで
行くと、更に枯れたフィーリングが増していく。
ビグズビーのトレモロ・アームも嬉しいおまけ。アクセント的に使うには
いいかもしれないし、何よりこのルックスがカッコイイじゃない!


・・・ichiroさんのコメントが声になって、私には完全再現されました。
くふっ、と3回笑いましたよ。想像してくださいね、ストラトに付いてる
アームのように激しくは使えないから、アクセント的に、です(笑)

★Gibson ES-335 1959 Dot Reissue

335は特に“木”が鳴ってる感じと、アンプを通した時にスピーカーの
コーン紙が鳴ってる感じがハッキリ出てる。
基本になってる音は、レスポールみたいにタイトなんだけど、335は
そのタイトな芯の周りにさらにガサガサしたものがついてるイメージ。
ルックスは上品だけど、サウンドはイナタいんだよね。 


・・・アタマの中にある音のイメージを、人に伝える時の
ichiroさんの表現。コーン紙のことまで!
試奏時、アンプは何を使ってたのかしら?紙面表記がないので不明。
イナタい感じ、ガサガサした感じ。何となくわかる、っていうレベルだと
足りないので、アメリカ南部の音楽、ギターサウンドを片っ端から
聴いてみることかな。この本にもたくさん掲載されてるので、古いもの
から順に。

★Gibson Firebird Reverse

アメリカンだね!とにかく形がイイし、色も最高!!
むちゃくちゃカッコイイね。昔のシヴォレーのデザイナーが、ニュアンス
をギターに投入してデザインしただけのことはある。
持った時のバランスにしろ、サウンドにしろ、扱いにくい。強すぎるくらいに
強烈な個性の持ち主だから。
まあ、そこをねじ伏せるようにして弾きこなすのもカッコイイと思って、
以前はメイン・ギターとして使っていたんだけどね。
ファイアーバードを使う時にはある種、諦めなければいけない部分がある。
そうはいっても、このルックス、好きな人には何ものにも替えられないでしょ?


・・・実体験が伴っているだけに、より生きたコメントになってますよね。
ichiroさんの20thライブで、かつてメインだったファイアーバードを鳴らして
いるところに遭遇できてよかったです。貴重な時でしたね。

★Gibson 1956 Les Paul Model

サウンドは、フロントPUでウーマン・トーンにすると色気があってイイね。
さすがレスポールだ。
レスポールは電気系で勝負するギターだから、PUのキャラクターが
ポイント。低音弦でガツンとピッキングした時の、太さも気持ちイイね。


・・・いろんなギタリストの方々が、その「色気」について語るのですが、
ギターを語る上での魔性の言葉「色気」には、一括りにできないほど
幅がありますね。
熟女ギターなら熟女の、若いなりの、とかそれはそれは多岐に渡ります。
ichiroさんのイメージにある「色気」は、だんだん分かって来ました。

ichiroさんが鳴らすレスポール。サポートとしてのライブ・ステージ映像に
おいて、いくつか記録されてますので、そちらもチェックしてみてくださいね。

★Greco SV-1200

(ネック・シェイプについて)オレ自身は太さにはこだわってて、
シェイプ自体はあまり気にしないけど、グリップに特にこだわる人には
いいかもしれない。


★Van Zandat STV-II AL

パキンパッキンが好きな人にもピッタリ。
等々、必ず長所を具体的に、かつ的確に伝えている点。

★Yamaha Pacifica 1512CD

★Art&Lutherie Ami

B級な雰囲気がいいね。アコースティック・ギターの場合、
小さいボディの方が無理なく鳴らせるから、プレイヤー自身が弾いてて
楽しめるんだよね。
ロバート・ションソン・サウンドにも共通する、小さいボディのギター特有
の中音域の立ったサウンド・キャラクターだね。硬めに感じるけど、
ちゃんと低音も出てる。Bluesにも合うし、ボサ・ノヴァなんかにもいいと
思うよ。


・・・ロバート・ジョンソンのこと、ichiroさんからお訊きしたことを
思い出しました。

アコギを持つと、ボサ・ノヴァが弾きたくなる、という人が割といて(笑)
明るい方へ、明るい方へってウキウキしだすとMajor7th(メジャー
セブンス)に行くのだそうで。
ichiroさんのボサ・ノヴァも聴いてみたいなと思いましたね。
もちろん、歌と共にですよ!

★Gibson LTD.L-00

オールド・テイストの割に、サウンドは結構ドンシャリで、
見た目から想像するよりもキレイ系の音だね。
2,3弦あたりのトーン・ニュアンスに、中音域の強く出たギブソン
らしさも感じられるけど、トータルでは高音域がキラキラしたキレイな
サウンド・キャラクター。どちらかというとMartin寄り。


・・・現在、ichiroさんは、長渕さんのアンプラグド・ライブ・ツアーに向けた
リハーサル中。アコースティックの世界を進んでいるところ。
ichiroさんがアコースティック・ギターについて試奏、コメントを出すという
機会は貴重かもしれませんね。
ギブソン派、Martin派、たまにTaylorのプレイヤーもいますが、
最近人気なのが日本製のヤイリ。
ヤイリでカスタマイズして、スペシャルを創る人の多いこと!
ichiroさんもソロアルバム“Circle Scale”では、クレジットにYairi(ヤイリ)。
お借りしたギターなのかな?
Circle ScaleCircle Scale
(2011/07/13)
ichiro

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期待を寄せているのが、今後のichiroさんによる
アコースティック・ワーク。
ツアーも考えてますよ、という頼もしいコメントもありましたね。

次回は、かなり温めすぎてしまいましたが、このタイミングなので
出します。もう1つの試奏発掘記事をご紹介予定。
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