Circle Scale/ichiro ☆Special 9☆

シリーズ第9弾は、ichiro “Circle Scale” 20th Anniversary Tour Final
~今しか出せない音がここにある!~at 渋谷クアトロ 

2011.9.4 at 渋谷CLUB QUATTRO
ichiro(Vo&g) 小笠原義弘(B) 工藤恭彦(D)
Special member :TOKIE 中村達也 川村ケン
Special Guest : 仲井戸“Chabo”麗市 佐藤タイジ (敬称略)
スペシャル・ゲストはギターを持って「うたう人」。

声と楽器とが鳴っている場所で、幸せな時を過ごした日の記録と記憶。
           IMGP0508.jpg
Photo by:Tim Jensen /RED ROOM
Naganoに続いて、Tim Jensen氏によるカメラ撮影あり。
三浦麻旅子さんと二人でカメラ隊。
ichiroさんのライブでは、初めてお見掛けした三浦さん。

継承、受け継ぐこと。
そして、新しいSpiritを作って行く、20thからの一歩。


<<長文ですが、続きを読む方はクリック>>↓↓↓
Want Your Love So Bad
BELL BOTTOM BOOGIE#1

ichiroさんのスタイルは、アルバムの中のページから出て来たかのよう。
おがんさん、工藤さんは「花柄シャツ」。
三人三様、スタイリングからしてキメてました。
トップ2曲は、勢いがあり、突き進んで行く感が、心意気となって表れている。
20thを迎え、渋谷スペシャルの幕開けにふさわしいスタート。

BELL BOTTOM・・・のテンポと展開は速い。20代から40代になろうとも、
むしろテンションを上げて、そう簡単に落ち着いてたまるか!という気迫を
感じるプレイ。
20年前のichiroさんのステージは観てないけれど、基本軸が変わってない
のだと思う。

ichiroさんの紹介で、キーボードの川村ケンさん登場。

Destiny
HANDS OF TIME


Destiny・・・川村ケンさんの加入により、イントロから「揺れ+Air」がプラス
され、キーボードが入ると、更にいい感じになっている。

HANDS OF TIME・・・キーボードとギターは音がかぶりやすいけれど、
ichiroさんと川村ケンさんはそれが無く、合わせてもどちらも引き立つアレンジ、
鳴らし方に工夫を感じました。
川村さん、ステージ真中の奥で始終キラキラしていて、演奏を楽しんでる
のが伝わって来る。
全員で歌ってたものね。歌に曲に人に、添っているな、って。

(MC) ichiroさん:Ziggyで1アルバム1ツアーというのがあったんですが、
遠い昔のことですね。

謙遜してらしたのでしょうけど、そこで選ばれて、積んで、時を経て、音楽が
繋いでくれた人、そして“今がある”ことを、誰よりも感じているのがichiroさん。
以後、ライブ中はずっとその“想い”が続いたのではないでしょうか。
私はここ5年来のichiroさんを知るのみですが、渋谷に来て初めてわかる、
『背景』を感じることができました。
上京前のichiroさんに出会うには、いつか青森も、ですね。

--MCは続きます。--

ichiroさん:Blues Rockが好きなので、当初そういう内容にしようかなと思って
いたんですけど(アルバム制作の内容)、日本人として日本語の歌詞でと思い3曲
入れました。

6月の詩
Come And Love Me
Silverado


Come And Love Me・・・前回のレポートで「溶けそうになった」ことを書いて
ました。

Silverado・・・渋谷も炎上。人のハートを熱くさせる曲と演奏、ステージ。
ギターもローからハイトーンなところもふんだんに入ってるので、アドレナリン
噴出しまくるナンバー。ライブのために書いた曲なのかも。
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激しい炎上のあとのクール・ダウンが優しいですよね、ichiroさんは。
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渋谷スペシャル:座ってのアコースティック・セットのコーナー。

ichiroさん:色っぽい、色っぽいベーシスト!久しぶりです。
On Bass!TOKIEちゃん!!

ichiroさん、この間から「色っぽいTOKIEちゃん」を強調してて、その通りですよね。
とはいえ、ichiroさんも「相当な色っぽい人」。
色と色が重なると、どうなるかは、みなさんのご想像にお任せします。
キラキラ、ニコニコ、ベースを持つとスーッとしてて。久しぶりな緊張感を持ちながらも、
ひょっこりichiroさんのところに「お邪魔しま~す!」というチャーミングさを持ってる方。

紹介された時に、TOKIEちゃんとichiroさんが握手を交わすのだけど、こういう時の
ichiroさんの姿が、前から好きなのです。。。
それは5年前に観せてもらった、Lightning Blues Guitar Fes.05の映像。
西慎嗣さん×ichiroさんとのセッションを観た時のこと。
曲を終えて、お互いをステージ上で紹介した時の印象がとても良かった。
“ありがとう”と清々しさを残してステージから去る時の、引き際の美しさ。

この日、各ゲストへのichiroさんの迎え方にも、ichiroさんの人間性を感じてた私。

ichiroさんとTOKIEちゃんは、hitomiちゃんのツアーの時に一緒だったそうです。
TOKIEちゃんはデビュー時からいろいろなバンド、ミュージシャンと交流があるので
どこへ行ってもTOKIEちゃんですよね。この後、登場する佐藤タイジくんもそう。

--ichiroさんが、これまでのことと、次の曲の背景を語ります。--

Crazy Sundays
2011 Ver.と言ってもいいでしょう。柔らかくあたたかいアレンジになっています。
ギターも声も、ホットでハートフル・ウォーミング。
改めて当時のCDクレジットのオリジナル・ストーリーを手にしてみると、ジーンと
なりますね。

もう一度あの道の上に立ってみようじゃないか

何かを感じたときに
オレの気持ちを握りしめてくれよ


渋谷から近い、原宿の歩行者天国での頃の思いをうたった歌です、とのこと。
インタビューで、以前一緒に演奏していた人たちにも聴いてもらいたい、と
お話していたことを思い出す。20年以上前からのストーリーに触れました。

--3時間ライブ、後半へ続きます。--

BACK IN DREAM TOWN
ここから世界観が変わります。夜の深い森のイメージが浮かぶ。
グレッチのセットに、中村達也さん登場。
ステージの真横から吠える。
血管が浮き出るほどの気迫で、中腰で、立って、座って叩く達也さん。
この日の前準備として、達也さん主演映画「蘇りの血」を観て、TWIN TAILを
聴いて、昨年の荒吐でのTOKIEちゃんとのステージも観て予習して来た。

風神、雷神の達也さんから波動砲が飛ぶ。
「かっかって来んかい!」というようなドラム・プレイ。
それに応えるシーンは、想像以上に、これまで観たことのないichiroさんを観る
ことができた。
セッションの素晴らしいところは、こういうところ。
ichiroさんの曲で、達也さんとはこの曲が合っていると思いました。
出てましたよね、お互いの深~いところが。
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ichiroさん:たっつぁん(達也さん)とは、アマチュア時代、お互いトリオバンドで
対バンしたり、イヴェントを作ったりとか何回かしていて。

達也さん:おめでとう! ドスンッ。と打つ。

シンプルなやり取りで、楽器で会話の方が遥かに饒舌で雄弁なお二人。
達也さんはジョーク飛ばしっぱなしで、どこをどうツッコんでいけばいいやら・・
笑って盛り上がる渋谷。愛されキャラの達也さん。この後のタイジくんもそう。

ichiroさん:もうね、サイッコー!なドラマー 中村達也!!

続いてのゲスト登場。

ichiroさん:もう一人いました。同い年で。シアターブルックから佐藤タイジ!!

タイジくんは生では初めまして。お互いのヒストリーや、諸先輩方はローガンズ
だという笑い話まで楽しい。(ローガンズについては各自調査願います。)

ichiroさん:楽屋で、この世代のミュージシャンは、いっぱいいるんで
またイヴェントをしようと思ってて。

ichiroさんとタイジくん(67年早生まれ)は、デビュー期こそ違いますが、
通って来た音楽、好きな音楽が近い、似てる部分があります。
私はichiroさんのワウが日本人ギタリストの中で一番好きで、No.1で
最高だと思ってますが、タイジくんも凄いですからね。
トーンのコントロールって、難しいのですよ。
ReincarnationReincarnation
(2005/06/22)
THEATRE BROOK

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M-2聴いてみてくださいね。「生理的最高」もあり。

ichiroさんとタイジくんの共通項は、Ry Cooder、Jimi Hendrix
それとラテン、ファンク、ブルージー。

立ち止まって一服しよう by:佐藤タイジ(シアターブルック)
TOKIEちゃん、達也さんも一緒で、アメリカンなムードのスライド・ギターの曲。

生理的最高 by:佐藤タイジ(シアターブルック)
ビックリしましたね。この曲が出て来て。
Blues Funkなこの曲を選んだのが個人的にウケました。
ichiroさんはコーラスもしていて、観たことないレアな場面に触れられたかな。
たっつぁんこと達也さんも、タイジくんをよく知ってる。四万十川並みに。
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続いてのゲストは仲井戸“CHABO”麗市さん。
レジェンドの登場に、会場が待ってました!と拍手と歓声で迎える。

ichiroさんの10代に出会えた気がした。中2の頃、RCの音楽に出会った
時のエピソード。
それに応えるように、チャボさんが語る「ichiroとの出会いと印象」。
レジェンドの語りは含蓄とストーリーがある。
いい事ばかりはありゃしない

続いて、ichiroさんの曲をチャボさんと。
GANGSTER AT MIDNIGHT

ichiroさんとチャボさんと、レアでBoogieなギターdeトーク。
達也さんもジャジーでブギーなドラムで加わる。

チャボさんとの3曲目は、ichiroさんによるリクエスト・ナンバー。
今夜R&Bを・・・
チャボさんが、TOKIEちゃんを「ソウルシスターTOKIE!」
ichiroさんを「ソウルブラザー ichiro!!」と紹介してたことが印象的。
ステージ袖で、じぃっとみつめ、楽しんでいた工藤恭彦さんの笑顔もあった。
チャボさんの存在。ichiroさんたちとのステージは、温かい雰囲気を残して。
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ステージは変わり、ichiroさんのCircle Scaleへと再び。宇宙世界へ。
ピン!と来て、シュワーッと鳥肌が。
Southern Skyが叶えてくれたのかな。
Cosmic
アルバムの中でも1、2位という大好きなインスト・ナンバー。
Circle ScaleCircle Scale
(2011/07/13)
ichiro

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ライブでこなせばこなすほど、より遠くまで飛べる曲。
曲が持つ繊細な部分と、変則的なリズム、速いテンポチェンジ。
演奏は難度が高いため、テンションをKeepするにも一体感が必要。
振り切ってキマった時がものすごくグッと来るのです。
おがんさんのベースがどっしりとしてて、工藤さんのポイントごとのテクが
光る。またどこかで聴きたいから、Southern Skyに願いを。

TOKYO渋谷で語られる、ichiroさんからの、ソロ活動20周年を迎えるまでのこと。
この日は、ここからがいちばん伝えたいことだったのではないでしょうか。
The Other Way

アルバムに参加しているichiroさんの従兄弟 Ryuさんをゲストに迎え、
When It All Comes Down
Ryuさん。ようやくここに来てお目に掛かれてよかった。
好きな音楽が同じところがあること、DNAの関係からか、
プレイスタイルが似てます。Ryuさんのストラトはブライト&マイルド。
明瞭でパキーン!としつつも、Ryuさん自身がソフトな印象。

Dream With You
本編ラスト・ナンバー。ドラムが変則リズムで、キメ技が光る。

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~アンコール~
Ray’s Day
Stevie Ray Vaughanに捧げる曲、というアナウンスあり。

Good Day

ichiroさん:再び達也~!たっつぁんの洗礼を浴びせたいと思います。
From名古屋TOSHIくん、そして川村ケンさん。
ツイン・ドラムはここで発揮される。2度美味しいアンコール。
ichiroさんと、ツアーを廻ってよりイキイキとしたTOSHIくんとのユニゾン。

上を向いて歩こう
TOKIEちゃん→佐藤タイジくん→チャボさんがステージに集合。
チャボさんが中心での全員によるラスト・ナンバー。
この曲は、6月の夏木マリさん・斉藤ノヴさん主宰イヴェント“ONE OF LOVE”
にてチャボさんが歌っていた。
現況、心はHeavyかもしれないけど、何とかPositiveに変えようという気持ちは
1つになる。
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ライブを終え、全員で横一列に並んで手と繋いで、組んでichiroさんが真ん中。
客席に一礼。ここでもグッと来てたことと思います。

ichiroさんがデビューしてからの20年。デビュー前からの20数年。
私が知っているのは本当にわずかなことだろうけど、ここ5年間、
ichiroさんの音楽と人となりが全部合わさり、積み重なって、
とても濃密な5年でした。
集まっていた皆さんも、この日参加して、何かを受け取って日々に活かされて
行くことでしょうね。

連続しているのだけれど、これからがまた新しい一歩。

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2 Comments

semi  

thanks!

素晴らしいレポ有難うございます。
当日参加出来なかったのですが、その日、その時間のクアトロの素晴らしい音が重なり合うシーンが思い浮かびました?
thanx a lot!!

2011/09/10 (Sat) 09:04 | REPLY |   

スノードロップ  

ありがとうございます!

semiさん

初めまして。ご訪問&コメントをありがとうございます!
最後の一文からして、ichiroさんファンの方ではないでしょうか。

今回は、実際に会場に足を運んだ方は、それぞれの感想をお持ちだと思うので、
どちらかというと参加できなかった方がご覧になった時に、
「次は行ってみようかな」というものを伝えたかったのです。
semiさんがコメントしていただいたことで、書いてよかったのかもしれないな、と思えました。

文章では書ききれないことがまだたくさんあるのですが、
それはコメント欄からも用意してますので、
これからももしよろしければ遊びにいらしてくださいね。
またのご訪問をお待ちしております。

と、書きながら、やっぱり私はichiroさんについては知らないことがまだまだ多いな。。。と感じています。
何にも分かってないな、と反省することがどれだけあるか・・・。

映像が見えるようなものを、これからも書けるよう、続けますね。
ありがとうございました。

2011/09/11 (Sun) 15:48 | EDIT | REPLY |   

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