Triple Booster Live “15th Boosted On” The Sons

2010年夏リリース。 The Sonsのライブ・アルバム<2枚組>
Triple Booster Live “15th Boosted On”Triple Booster Live “15th Boosted On”
(2010/07/17)
THE SONS

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2009年のライブを2Discにて、瞬間真空パッケージ。
@Tokyo Shibuya Egg Man 2009.10.3
~Main Boost~
1. Sookie Sookie
2. Gonna Be The Scar We Bear
3. My Reflection
4. Yellow Moon               
5. Satisfied
6. Taos
7. Little Wing
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8. Lucky Man
9. Gypsy Blood
10. Party Life
11. Funky Night,Crazy Night
12. Wanna Get Higher

~Encore Boost~
13. Keep Giving
14. ’67

~Bonus Boost~
15. Shot Gun

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楽曲もですが、The Sonsは音楽、音、Sound&Toneを聴くのに最適で最高なバンド。
ichiro(G,Vo) ロジャー高橋(Dr,Cho)鮫島秀樹(B,Cho)*敬称略*

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Bonus Boostと題されているラストの「Shot Gun」の曲の後、
この次の曲のイントロが気になった。「!!!!!」
東京ではJimiのカヴァーをプレイしてたのね。
聴こえてもフェードアウトしてるから、意図的になのか、ライブ構成上の都合か、
ディスク収録時間の関係かというのは想像できるのだけど、次への余韻を残してある。
聴きたいよね、この先は。私もまたいつか聴けると願って。

東京公演は曲数が多かったのと、みんなの歓声や参加した人全員の気持ちが入ってる
ことは、嬉しかったことでしょう。思い出がディスクになって残ることって素敵。
もちろん、各地で参加した人もね!
私は記憶で残して、いつでも引き出せるように取っておいてある。

このライブ・アルバムは、ヴォーカル&ギターのichiroさんのSelf Mix
という側面もある。作業的には、いつもMixを担当してくださっている
近藤さんと共同作業か、分担作業かは直接伺っていないので、分からないけれど、
この日の出来事と、音をよい音で再現できることがとても良かった。
できれば、メディア・プレイヤーではなく、オーディオで聴いてくださいね。

Egg Manには行ったことがないし、資料はステージの写真のみ。
1曲目から、この会場(ハコとも言う)の大きさやお客さんの感じが
音の響きと雰囲気、空気感で想像できた。
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*昨年3本のライブ感想報告をここでUpしているので、詳細はそちらを
参照していただくことにして、特に言いたい、書き残したい感想を。

Sookie Sookie ・・・いつ聴いても、何回聴いても燃える。
これは、Sonsのプレイだけに関してしか言えない。
歌い終えてラストスパート、ここからがいちばん好き。
ここまで持って行かれると身震いする。海外のオーディエンスだと悲鳴を上げそう。
歓声がワーッと返って来そうな渾身のプレイ。聴き入るとそこにはシーンが浮かぶ。

Yellow Moon・・・鮫島さんのベースが支えながら、
重要な役割を果たしている曲。オリジナルはもっとエスニックでふわっと
したラテンの香りがするのだけど、Sonsによるカヴァーは低音の重要な
ラインとロジャーさんの煌めきドラムがよい。
アラビアンナイトと月のイメージ。


Satisfied ・・・Ian Mooreのカヴァー曲。
ichiroさんのギターが音色を変えているので、そこにメロウかつ
優しい音色を感じた人がいたら、カンパイ!しましょ。

ichiroさんは、ギター、足元のコントロール、ヴォーカルを
一度にこなすプレイヤー。
3つ以上の動作を一度にこなすのは、慣れとはいえ、やはり「技」。
しかも、曲間や歌に入るところで、ギターと歌の連動ミスがない。
きっと何度も、何年もステージに、リハーサルにと、続けて来たからだよね。

素晴らしい!!

ほかにも美しいと言いたくなるシーン、曲がある。
3つの響きをじっくりと味わってね。

Taos ~ Little Wing
Taosはギターのチョーキング、ヴィブラートの連続技。
ichiroさんの弾いてるニュアンスは、並大抵では真似できないレベルだと思う。

絵巻がくるくると開かれていくようで、ストーリーがある曲。
イメージしないと気持ちが、ソウルが身体を伝わって行かないとね。

昨年のツアーで個人的大絶賛した2曲。
曲と曲の流れが良く、ソロのパートも最高だし、歓声もいいし。
Taosは13分以上のロング・プレイ。スリリングで揺れる。

Little Wing を聴いてると、記憶に残っているアタマの中の映像が出て来るからか、
ichiroさんの鳴らす弦の揺れまでイメージしている私。
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映像に限らず、ライブ収録となると、チューニングを通常よりも丁寧にとか、
グルーヴを意識する、3人の呼吸を整えるなど、いつもと違った緊張感があると
言われている。

全体の印象は、初めて聴く人には興味を持たずにいられなくなると思う。
リピーターのプレイヤー、バンド・マン、ミュージシャンには
参考になるだろうし、負けないぞという気持ちになるだろうし、
見習う人もいるだろうし、師と仰ぎたくなる人も出て来そうだし、
どうやったらあの音が出せるの?と研究熱心になる人もいるでしょう。

楽器を持たないリスナーは、ライブに行こうと思い、もう1回見たい、聴きたい。

思わず「次のライブ」を求めたくなってしまうアルバム。

高速道でのドライブの供(友)として、クルマでひと月、エンドレスで聴いた。
その合間にオーディオで聴いて、他のライブアルバムよりも少しワイドな
音の仕上がりに感じた。

Sonsのプレイは、全体的にタイト。これがなかなか鋭いポイントを持つ。
メロウな曲、バラードには、ふくらみを持たせたサウンドを作り、出せるところが
魅力的。
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・曲の流れのスムーズさ。楽器そのものの良い音を感じ取ること。
・最小限度の3つの楽器とichiroさんの声
・ロジャーさんと鮫島さんのバッキング・ヴォーカル(ハモるところ)
・丁寧な音づくりと感情の昂り。
・クロスしたり、せめぎ合ったり、重なったりするところを、
画像では見えない分、リスナーの想像力に委ねられる。

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マイクから少し離れたところで「Hey!」「Yeah~!」って叫んでるとか、
歌ってる時は、マイクと距離を離れないようにしてるかな?とか。

ロジャーさんのドラムが左右対称同時に聴こえてるのではなく、
揺らして振ってるのが伝わって来る感じを掴む。

鮫島さんのベース音の強弱、ギターと感情のそれぞれの間でのコントロールを
感じてみようとか、こういうフレーズを弾いてたのね、という発見がありました。


聴きどころは全部だから、ココ!というのを限定せずに。
好きなところに気付いたら、どんどん吸収。

私はこんな風に楽しんでます。もちろん、リラックスしながらね!

当日の演奏はもちろんのこと、ichiroさんのセルフ・ミックスも活きてる
と私は思いました。

大抵の人は、「もうPro Toolsの波計は見たくない!と思った」
「自分でMixすると、どこで締めたらいいか分からなくなる」と言います。

手を加える部分のさじ加減がポイントなのでしょうね。

最高の2枚組!!Yeah~~!!次はライブ会場でね♪
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